最近ではCGを駆使した画風などで、他の漫画家さんと一線を画してますが、デビューは1985年のアップルシード。つまり今回の映画エクスマキナの原作であるアップルシードがデビュー作なんです。
普通の漫画家ならデビュー作品と言われると、いやー、今見るとお恥ずかしい限りですよ、などといった感想が多いものですが、士郎正宗さんはデビュー作であるアップルシードが20年以上経って、なお映画化されるというのがどれだけすごいことか、想像に難くありません。
ちなみに同人誌作家としてのデビューは1983年のブラックマジック。2年間のセミプロ生活からのプロ作家デビューということですね。
士郎正宗さんの作品は、もちろん画風もすばらしいんですが、本当にすごいのは、その独特の世界観。基本的にはサイバーパンクというか、ニューロマンサー、ブレードランナー的な世界観を持ってるんでしょうけど、そこに独自の世界観、科学考証などを介在させたのが士郎正宗さんの作品、全てに共通する独創性につながってると思います。
代表的な作品としては、アップルシードの他に、攻殻機動隊がありますね。これは後に「GHOST IN THE SHELL/甲殻機動隊」として、押井守監督の手で映像化され、日本の作品としては初の米ビルボード誌のビデオチャート1位を獲得。その後2週間ビルボード1位という、日本の作品としての偉業を成し遂げました。ちなみに「GHOST IN THE THE SHELL / 攻殻機動隊」のビデオグラム(DVD、VHSなど)の販売累計は100万本を超えています。そして、この攻殻機動隊の世界観、映像美はマトリックスのウォシャウスキー兄弟をはじめとして、ハリウッドで活躍するクリエイター、ひいては世界中のクリエイターに影響を与える作品となっています。
その士郎正宗さんの最新の映像作品が「APPLESEED SAGA / EX MACHINA エクスマキナ」というわけです。これはもう期待するしかないでしょう。
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